
日テレ系の番組【上田晋也の超頭脳トレード】の企画に技術協力させてもらいました。
試作品・プロトタイプ製作の技術ノウハウを駆使し、マネキン製作をしました。
かなり厳しいスケジュールでしたが、関係会社の皆さまにもご協力いただき、
国外工場も使うことで、なんとか短納期で用意することができました。
日時: 6月6日(月) 21:00〜22:54
テレビ局: 日本テレビ
番組名: 上田晋也の超頭脳トレード

3D SCAN
人物SCANという一瞬「0.1秒」で全身のスキャンデータを読み込む方法をとりました。本来、呼吸による胸の動きだけでも正確なデータではなくなってしまうものを、専用機材を使用して全方向・全角度からSCANを行うことで可能になりました。
「菜々緒」さんをモデルにさせていただいてます。
3D プリンタ機材
SCANデータを編集・調整を行い、3Dプリンタ出力を行います。
今回、「Objet1000」を使用しました。放送時は国内でも1台しかないという希少かつ、かなりハイスペックな機材になります。
製作風景を番組スタッフが撮影しています。


3Dプリンタ製作風景 ①
3Dプリンタの造形出力中の内部画像です。頭上方向からの写真です。
今回の企画でもあるマネキンの顔部分を製作中です。
3Dプリンタ製作風景 ②
3Dプリンタの造形出力を違う角度から拡大したものになります。
マネキンの顔部分の完成画像です。

マネキン 切削
複数のパーツに分けて作ることで短納期で製作できます。データ精度を高くできれば、それだけ高品質に繋がります。
マネキンのつま先部分の切削動画です。
マネキン 組立
腕パーツなどはマグネット脱着式にしました。切削ベースの本体ですが、実際のマネキンとしても使いやすい仕様にして作ってます。
マネキンの腕部分の組立になります。


完成
全てを組み立てて、マネキン完成です。
モデルの「菜々緒」さんと同じポージングになりました。
この時点でも、頭の小ささと、手足の長さの凄さが伝わります。また、腕と足で作った三角の空間が綺麗に表現できたと思います。3DSCAN時に着用していた衣服も、データ修正を行うことで影響が無いように仕上げました。
この後、
特殊メイクで表情のベースを作り、メイクアップの工程を経て完成になります。
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